ライオンキングの子役は何時まで?日本の労働基準法

ライオンキングで欠かせない子役。

欧米では子役も
夜10時や11時ごろまで舞台にたてるけど、
日本の労働基準法では
夜9時までしか出演できません。

なので、
夜公演では、一幕で大活躍の
ヤングシンバ、ヤングナラは、
カーテンコールには出てこれないんです。

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カーテンコールって、
観客にとっても役者さんにとっても
本番の舞台とは違って、
また素敵な時間ですよね。

私は、カーテンコールの時の
役者さんたちの笑顔、表情が大好きです。

一幕で大活躍していたのに、
せっかくのカーテンコールに出れない
のは残念ですよね。

この労働基準法の問題、

ライオンキングでは、
子役の出番は一幕だけなので、
カーテンコールだけ!?ですむのですが、

もっと、やっかいなのが、
同じディズニーミュージカルの
「美女と野獣」

美女と野獣には、
最初から最後まで舞台に立たなければいけない、
チップという重要な子どもの役がある。
↓このカップの男の子
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本来、チップは小学校低学年くらいの
子どもが演じる役ですが、
劇団四季では、140センチちょっとの女優さんで
対応しているんです。

これに原作の本家・ディズニーは、
最初、猛反発したとか。

アメリカでは子どもが演じているのに、
こちらは大人、
しかも男の子の役を女優がやるなんて、

ディズニーには、
『日本はずいぶん後進国なんだね』
と言われたとか。

確かに、子どもの役は子役の方が自然。

それに、今どきの小学生は、
塾やお稽古で
普通に、夜の街を出歩いているし。

けれど、夜遅くまでの労働が、
子どもの成長に影響を与えるのかも・・・。

そもそも義務教育の学校を休んで
労働していることも問題かもしれないし。

芸術の舞台人としての活動だけど、
報酬をもらって
労働しているには違いないし。

うーーーん。。。(-“-)

難しいですね。。。

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