いまだに根強い人気の旧バージョン劇団四季CD
1999年に発売されたCDで、
こちらは2011年新録音版よりも、
より躍動感があって、
舞台の興奮がよみがえってくる感じです。
キャストも既に退団されていて、
今では絶対に全員はそろわないキャストなので、
貴重な名盤です。
もう15年もロングランを続けている劇団四季ライオンキング!
私は、ライオンキングは、通勤の車の中で聞いていますが、
CDの再生ボタンを押すと、
青山ラフィキの
サークル・オブ・ライフ
で、もうそこはサバンナの世界!?
あの舞台が目の前に浮かんできて、興奮が、よみがえってきます。
下村スカーは、気品と悪さを兼ね備えていて
ただただ圧倒されます。
早川ムファサは、
威厳のあるお父さんという感じ。
息子シンバに優しく諭すように歌う
「お前の中に生きている」は圧巻。
早川ムファサの声は
セクシーで甘くて何度訊いてもジーンときます。
そして、
いまや伝説となっている
坂本シンバのどこまでも伸びる声!
特に『ハクナ・マタタ』の
「心配ないさーーーーー♪」と登場すると、
おぉ~シンバ!!!(^o^)って、
一気に惹きつけられます。
濱田ナラは声だけで
気高さと芯の強さを
兼ね備えているのがわかります。
そうそう、
男性シンガーを
阿久津さんがされているところも、ある意味スゴイ!
阿久津さんのワンバイワン、
イイ!ですよ。
広瀬ザズの
朝のご報告も軽やかで楽しくて。
中嶋ティモンの態度のデカさと
小林プンバァのお人よし加減が
いい味でてます。
ハイエナの「食っちまえ」は
すっごい迫力です。
家本シェンジ
「食べちゃう?テぇークアウトにするぅ?」
とか
大塚バンザイの
「腹が減って我慢できねぇ~!」
長谷川エドの
Heh!Heh!Heh!
Hoo Hah hah
のかけ声も狂気を感じさせてて、
ほぉーんと
迫力があってハラハラします。
青山ラフィキのサークルオブライフは、
青山さんのあの小さな体で
あの声量には、すっかり魅了されます。
そして、そして、
最後の
全てはよみがえった・・・
で、
坂元シンバの
「ウォォォーーー!!!!!」
これは鳥肌もの!
聴いてて元気が出てきます!
舞台同様、完成度の高いCDなので
観た後に感じた
熱い気持ちを思い出せます
ホント、このCDを聴くと
元気が湧いてくる。
またライオンキングに行きたい!!!
四季ファンって、
新バージョンと旧バージョン
両方欲しくなっちゃうんですよね。^^;
聴き比べたり、
キャストの移り変わりっていうか、
四季の歴史みたいなものを感じたり。
もちろん私も
新旧両方持ってます!
旧バージョンは、
劇団四季では、
もう販売されていないので、
ちょっとお高い値段になっていますし、
オークションとか
中古でしか購入できなくなっていますが、
ライオンキングファンには、
ぜひ、手に入れていただきたいCDです。
曲目リスト
1. (第1幕)~サークル・オブ・ライフ
2. 大草原
3. 朝の報告
4. 雌ライオンの歌
5. 早く王様になりたい
6. 食っちまえ
7. お前のなかに生きている
8. 覚悟しろ
9. ヌーの大暴走
10. ラフィキの哀悼
11. ハクナ・マタタ
12. (第2幕)~ワン・バイ・ワン
13. スカー王の狂気
14. シャドウランド
15. 終わりなき夜
16. 愛を感じて
17. お前の中にいきている(リプライズ)
18. シンバとスカーの対決
19. キング・オヌ・プライドロック/サークル・オフ・ライフ(リプライズ)
キャスト
ラフィキ/青山弥生
ムファサ/早川正
ザズ/明戸信吾
スカー/下村尊則
ヤングシンバ/海宝直人
ヤングナラ/伊藤彩華
バンザイ/大塚俊
シェンジ/家本朋子
エド/長谷川輝
ティモン/中嶋徹
プンバァ/小林アトム
シンバ/坂元健児
ナラ/濱田めぐみ
男性シンガー1/太田泰信
男性シンガー2/阿久津陽一郎