原作の美女と野獣は、
古くから各国で語りつがれてきた物語を
１８世紀半ばに、フランスの
ボーモン夫人と、ヴィルヌーヴ夫人が書籍として発表。
1946年、ジャン・コクトーの映画で
世界的に有名になりました。
その後、ディズニーが
ミュージカル化して「美女と野獣」を制作。
当時、ウォルト・ディズニーも
アニメーション化を考えていましたが、
納得のいくストーリーが得られず、
最初は棚上げになっていたそうです。
その後、
ミュージカル化して制作しました。
「美女と野獣」は
美しい娘ベルと野獣ビーストの恋物語。
最初はお互いに反発していた
ベルと野獣の恋の行方が、
かわいくて、ほほえましくて、
そして美しく繊細に描かれています。
アニメならではの
野獣の不器用な表情がとっても魅力的。
オープニングのベルが歌いながら村を歩くところ。
食器たちがベルをおもてなしするところ。
お城でベルと野獣が踊るところ。
野獣が人間に変身するところ。
お話も、美しい娘が王子と結ばれる
単純なものと違い、
野獣がベルの愛によって呪いから解かれるという物語。
また外見ではなく、
本当に大切なのは「心の美しさ」というメッセージも。
音楽も歌もすごく美しくて本当に素晴らしいです！！
◆ストーリー
甘やかされ、優しさを失ってしまった王子。
魔法使いの手で醜い野獣にさせらる。
王子を甘やかしてしまった
召使いたちも「もの」変えられてしまった。
ある日、野獣の城に迷い込んだ
モリースは、とらわれの身となる。
探しにきた娘ベルは、父の身がわりになり、
奇妙な共同生活が始まった。
あるとき、ベルは野獣の怒りに触れ、
城から逃亡。しかし、
森で狼に襲われそうになったとき、
助けてくれたのは野獣だった。
傷ついた野獣を介抱するうちに、
ふたりの間にかすかな愛が芽生える。
一方、ベルに惚れ込み、
野獣退治に燃えるナルシスト男ガストンは、
野獣と対決する。
ベルは、ガストンの攻撃で
瀕死の状態の野獣をかき抱いて、
愛を告白をする。
その途端、野獣は
もとの王子の姿に戻り、
召使いたちも人間に戻ることができた。
